いやぁ久しぶりにヤられました。
くぅ〜涙
噛まれる時はホント一瞬の出来事。容赦無く、確実に、そして的確に狙ってきます。
最近はなかったので、かなり久々の負傷。
普段から噛み癖があり、過去にも他のサロンで断られた子。
うちでやるのは今回で3回目です。
噛むことは知っていたので、当然口輪をしてやります。
ところがまさか、口輪をした状態の口先で咬みに来るとは思いませんでした。
トリマーは常に咬まれる事と隣り合わせの状態で仕事をしています。
昔ほどではありませんが、今でも何頭か口輪必須の子がいますねぇ。
ここで問題なのは、この子が飼い主にも咬みつくということです。
咬みつく子の特徴として、怖がりの子が多いです。
窮鼠猫を噛むという言葉がありますが、怖いから防衛のために咬んできます。
『何っ!?だれっ!?怖いっ!?何するのっ!?やめてっ!ガブっ!!』
このパターン。
もう一つは毛玉取りや爪切りの時に『オラァ!なにすんねん!ガブっ!』のヤンチャ系タイプ。
怖がりの子は、何もかもが経験不足。
幼少の時から様々な経験を経ず、小さい世界で生きてくるとこうなります。
何をされるのかも分からず、知らない人から触られるとなれば、当然怖いはずです。
色んな経験をしましょうね、小さな時から沢山の人に触ってもらいましょうね、と言っているのはこの為です。
飼い主に咬みつくヤンチャ系は、主従関係の逆転が原因です。
集団行動で生活している犬は、リーダーに対しては絶対に牙を剥きません。
甘噛みを許していてはダメですよ、飼い主がリーダーになってくださいよ、胴輪で散歩は主従関係が構築できませんよ、と言っているのはこの為です。
また当然と言えば当然ですが、咬むといった問題犬を抱えるご家庭は、2頭目3頭目も咬む子に育ちます。
これは飼い方が悪いからです。決して犬が悪いからではありません。
飼い犬に噛まれるなんて事は、犬に従事している我々からするともってのほか。
問題犬を抱えている方は、何かしら飼い方を変えていかないと、この先も悪くなる一方ですよ。
その先に待っているものが保健所やネグレクトとならない為にも、犬はきちんとした飼い方をしましょう。
久しぶりに噛まれて、これはやっぱり強く言わなあかんなと思った1日でした。
くそっ、箸が持てないわ!