はじめて子犬を飼うのに、ブリーダーってなんか敷居が高そうだな…
たしかに閉鎖的な空間って思うかもしれないけど
- 専門的な知識を教えてもらえる
- 社会性のある子犬を買える
- その後のアフターケアもしてもらえる
いろんなメリットがあるよ!
最近ではブリーダーから子犬を迎え入れるという方も昔に比べ増えてきました。
何かと敷居が高いと思われがちなブリーダー。
メリット・デメリットについて考えてみましょう。
ブリーダーのメリット
専門的知識を持っている
ブリーダーとは犬や猫の交配・繁殖をし流通させる職業です。
ペットショップに並んでいる子犬たちも、もともとはブリーダーのもとで生まれた子たちです。
遺伝知識、健康管理、予防医学、トリミング等の日頃のケア。トイプードルとチワワでも大きく変わってきます。
ブリーダーはそれぞれ特定の犬種を専門に扱っていることが多く、長年に渡って培ってきた経験と知識があります。
おそらく犬を飼うにあたり、ペットショップで衝動買いしない限りはどの犬種を飼うのかはおおよそ決まっているはずです。
その犬種のプロから子犬を引き取るということは最も適した方法といえるでしょう。
子犬に基本的な社会性が身についている
子犬成犬に限らず、最も大切なことは社会性です。
いつもビクビク震えていたり、飼い主に噛み付いたり、誰彼構わず吠えかかったり、問題行動の多くの原因は社会性の欠如です。
兄弟喧嘩もせず、母犬から叱られもせず成長してしまと、自分ひとりの世界になってしまいます。
ブリーダーでは人間も含め、その他の犬も一緒に生活していることが多いので基本的な社会性の身についた子を引き取れるはずです。
親犬も見れる
ペットショップでは子犬の親は見ることができず、成長した際のイメージが掴みづらいですよね。
基本的に子犬のときより、成犬になるにつれて毛色も薄くなっていきます。
ブリーダーでは親犬も見れることが多く、どんな毛色になるのか、性格はどうか、骨量はあるか。そういった基本的なイメージがもてるのはブリーダーならではでしょう。
購入後も相談に乗ってもらえる
先述しましたが、犬種によって育て方も様々です。
トイレのしつけができなくて困ってる…。ペットショップの店員に相談できないですよね。
日頃のケアやしつけ方、獣医の選び方まで困ったときには何でも相談に乗ってもらえるはずです。
また、なかにはその犬舎から育った子たち限定のオフ会を開催しているブリーダーもおり、そこで出会った人々との交流も楽しいと思いますよ。
ブリーダーのデメリット
近くにいるとは限らない
身近なペットショップとは違い、特定の犬種のブリーダーが近くにいるとは限りません。
関東圏では多くても、地方では特定の犬種、ましてや珍しい犬種になればなるほど、ブリーダーを探すのは難しくなります。
子犬の販売は法律で対面と決められています。
犬種が決まっているなら、一度インターネットで《関西 トイプードル》などと検索してみてください。
またペットショップと違い、ぱっと行ってその場で見せてもらえるわけではないため、面会時間の都合も限られる場合があります。
相性が合う合わないがある
一言にブリーダーといっても様々です。
ショップとして育てているブリーダーもいれば、一般家庭で育てているブリーダーもいます。
やはり飼い方の価値観が合わない場合もあるでしょう。
こればかりは実際に会ってみて判断するしかないのですが、いざその場になると実際は断りづらいなんてこともあるでしょう。
まとめ
最近ではインターネットでブリーダーを検索できる大型サイトも増えてきました。
社会性や相談のしやすさを考えればブリーダーがおすすめです。
特に社会性に関しては子犬期を過ぎてしまうと、家庭ではなかなか難しい部分です。
社会性の欠如→問題行動→飼い主の飼育放棄→保健所
犬や猫にこういった悲しい運命を辿らせないように、どこから迎えるのか、もう一度考えてみましょう。