初めて犬を飼う際、「何を揃えればいいんだろう」と疑問に思うでしょう。
あれやこれや一度に揃えようとせず、まずは必要最低限のものから揃えていきましょう。
- ハウス
- サークル
- ペットシーツ
- 食器
- 給水器
- リード
この6つは飼育において必至だと思います。
それ以外は必要になればその都度、買い足していけば良いでしょう。
近所のホームセンターにも大抵の物は揃っていますし、amazonでも最短翌日には届けてくれる便利な時代です。
順に解説していきます。
ハウス
睡眠時のベッドとして
夜、睡眠時はハウスの中で休ませましょう。
飼い主と一緒の布団で寝ているという話もよく耳にします。
もちろんそれも構いませんが、主従関係が築きにくい、毛玉になりやすいといった問題も把握しておきましょう。
犬にとって外敵から守られるハウスは安心して寝られる!
お出かけに連れて行くとき
病院やトリミングに行く際もハウスに入れていきましょう。
特に病院の待合室では、ハウスに入れて待つのがマナーです。
また車での旅行の際も、車内をウロウロしていては気も散るでしょう。
よく窓から顔を出している犬を見ますが、普通に危険です。
うっかりウンチでもしてよそ見をすれば事故に繋がります。
移動時はしっかりハウスに入れましょう!
お留守番はハウスで
お仕事や学校、買い物で留守にするときもハウスへ入れます。
ハウスで留守番は可愛そうと思う方もいらっしゃるでしょう。
また、長時間ハウスの中でお留守番させるのは心配と思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん子犬期は膀胱も小さいので、長時間だとハウスの中で失敗してしまうこともあります。
しかし成犬になれば11時間くらいは、実際に当犬舎でもやっていますので心配いりません。
当犬舎では、毎日閉店後の20時から、翌朝7時までの11時間近くはみんなそれぞれハウスの中です!
長時間のハウスでも大丈夫です!
ハウスに馴れていることのメリット
- サークルとの併用でトイレのしつけが容易になる
- おとなしい犬になる
ハウスの選び方
獣医師、ブリーダー、ドッグトレーナーからの支持率No.1のバリケンネルがおすすめ!
当犬舎でも使っております。
丈夫で長持ち、通気性も良く、組み立て工具不要。
長く使えます。
ただし丈夫な代わりに重いのが難点!
シーズーやトイプードル、ミニチュアシュナウザーなどの小型犬に。
《ウルトラバリケンネル》41×53×38cm (幅X奥行X高さ)
《バリケンネル》40×60.5×37.5cm (幅X奥行X高さ)
上記2つはサイズは似ていますが重さが違います。
2.5kgと2.1kg、若干下段のバリケンネルの方が軽いです。
どちらも丈夫ですが、軽いに越したことはないでしょう。
安価ですが、実際に使ってみた感じでは下記も軽くてオススメです。
評価も高く、使っているお客様も多いですね。
ただ上蓋が開くこの構造は持った時に「本当に大丈夫かな…」と思うことはあります。
当然チワワやミニチュアダックスなどは、ひと回り小さいSサイズを選びましょう!
サークル
トイレとして
サークルはトイレとして使います。
ハウスとサークルを軸にした生活スタイルであれば、
- トイレトレーニング
- ハウストレーニング
これら2大しつけが同時に解決できます。
サークル内での排泄をしつけるメリット
- 雨が降ったとき、散歩に行かなくて済む
- 生乾きによる皮膚病のリスクを減らせる
ある程度重量がないと、中で動いた時にズレてしまいます。
こちらは約11kg。
大きさは、おおよそ新聞紙の見開きサイズ。
小型犬用と中型犬用があります。
ペットシーツ
サークル内にはペットシーツを敷いてあげましょう。
インターネットでもホームセンターでも、沢山のペットシーツが売られています。
やはり毎日使うものなので、安いほうがいいですよね。
安いのは断然インターネット。
Famy製はバランスの取れたメーカーでおすすめです。
薄型レギュラー800枚入りで4,000円未満。
楽天公式サイトでは定期的にクーポンも配布されています。
繰り返し使える物も
紙製のペットシーツでは、犬が遊んでグシャグシャにしてしまうといった相談も見受けられます。
そういった子には繰り返し洗って使えるペットシーツもあります。
水で予洗いしたら、あとは洗濯機にポン。便利ですよ。
当犬舎では犬用の洗濯機がありますが、おしっこシートを洗濯機に入れるのはちょっと抵抗がありますよね…
使ってみると便利なんですけど…
食器
フードを入れる食器はなんでも構いません。
ご家庭で使ってるものをおろしてあげても大丈夫です。
ただ子犬期はフードをお湯でふやかしたりするので、使いやすいのは錆びずらく割れないステンレス製です。
サイズですが、小型犬なら直径13~14cmほどの大きさで十分です。
給水器
水を飲むには給水器を使いましょう。
お皿で水を飲むと、口の周りがビショビショになってしまいます。
シーズーやプードルなど口周りに毛量がある犬種、特にシュナウザーはヒゲが長いので、濡れた状態だと衛生的にもよくありません。
濡れたままの状態が長く続くと、皮膚病になりやすいです。
首の辺りが皮膚病になっている子は、これらのことが原因かもしれません。
写真では飲み口が壁向きですが、反対向きでも使えます。
安価なものだと水がポタポタ落ちるといったことがありますが、こちらは比較的それが少ないです。
リード
お散歩に行く際はリードが必要です。
よくハーネスと呼ばれる胴輪で散歩をされている方をよく見ます。
胴輪では主従関係が築きにくいので、なるべくヒモタイプのリードを使いましょう。
おわりに
初めて犬を飼う際、揃えるものってたくさんありますよね。
そのなかでも間違ったものを選ばないようにしましょう。
なかでもハウスとサークルは様々なサイズがありますので、飼う犬種にあったサイズ選びが重要です。
サイズ選びで迷ったら、ブリーダーやショップの店員さんに犬種を伝え、適切なアドバイスをうけましょう。
おもちゃや手入れ用品などは、必要になればその都度買い足せば大丈夫です。
おもちゃなんかは、買ってきたものより案外、使い古したタオルや靴下を丸めたもののほうが喜びます。
是非作ってみてください。